特集
公民連携で池袋の将来像を磨き、
「池袋らしさ」魅力を創出しよう!
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特集は以下のリンクから読めます。
特集 池袋 公民連携のまちづくりガイドライン着手へ
先行する渋谷のガイドラインの中身を見ながら
公民連携で池袋の将来像を磨き、「池袋らしさ」魅力を創出しよう!
「特定都市再生緊急整備地域」の指定が7月に決定した池袋。これを受け、豊島区は、さっそく7月27日に、有識者や地域関係事業者・団体等で構成する「池袋駅周辺地域再生委員会」を設置し、国際競争力に資するまちづくりや都市基盤についてのガイドライン、基盤整備方針の検討が始まっている。
今後は、10月と3月に委員会を開催し、今年度中に「池袋駅周辺地域まちづくりガイドライン(仮称)」としてとりまとめたい考えだ。
特区指定を受け、すでにガイドラインを策定している渋谷区の例を挙げて、ガイドラインとは何か、その中身を見ていく。
まちづくりガイドライン
とは
ガイドラインとは、まちづくりを進めるにあたり、民間と行政が連携・協働して、特定都市再生緊急整備地域にふさわしい都市機能の集積、都市基盤の整備、防災性の向上、地区の魅力向上などを図っていくため、まちづくりの考え方(目指す方向性や基本方針など)や開発整備を行う際のルールなどを定めて公民のパートナーシップを図るもとになるもの。各主体(民間、行政等)はこれを順守しながら目標のまちづくりの効果を高め、実現していくことになる。
池袋副都心整備ガイドプランをベースに交通基盤整備や開発事業の進捗を反映
ガイドラインの策定にあたるのは、池袋駅周辺地域再生委員会、区が事務局となる。駅東西デッキや駅前広場、道路等の交通基盤整備方針を検討する基盤検討部会、駅地下空間のサイン整備やバリアフリーの充実などを図るワーキンググループ、池袋駅前まちづくり懇談会等での検討内容を反映していく。
実際には12年に策定した池袋副都心整備ガイドプランをもとに、内容の見直しと個別地区のまちづくりのルール化に取り組み、地域内の開発事業や基盤整備など計画の熟度が深度化した段階でまちづくりガイドラインの内容を適宜改定していくことなる予定だ。
民間と行政のコモンセンスとして「池袋らしさ」の魅力を創出していけるか
特定都市再生緊急整備地域のメリットを生かしたまちづくりを成功するために、民間と行政が共通認識でルールを作り、目標とするまちの価値の向上にあたるために重要な取り組みだとなる。
すでに策定されている渋谷区の「渋谷駅中心地区まちづくりガイドライン」と豊島区で策定の前提となる「池袋副都心整備ガイドプラン」を比べながら、考えてみると、池袋の特長や必要なビジョンが見えてくるかもしれない。
どこも同じでない「池袋らしさ」の魅力を公民連携で創出したい。