特集
としま新時代
としまのニューメディアが増加中
映像教育プロジェクトが熱い!
byみんたん
池袋疾走日記 by古市コータロー
トキワ荘のあった街から by小出幹雄
日本政策金融公庫の創業フォローアップセミナーに行ってみた
秩父市初のアクティブシニア向け住宅がこの秋、誕生します
雑司ヶ谷物語
「雑司ヶ谷」村と記すよう命じた徳川吉宗
などなど盛りだくさん
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特集は以下から読めます。
としま新時代
住む人、働く人が自ら発信する
マイクロ地域メディアが増加中!
最近、街なかで地域情報の新しい媒体が増えている。Webサイトでの発信に留まらず、瓦版のようなリーフレットやラジオ放送の取り組みなど、特に若い世代の人たちが仲間と一緒に行うプロジェクトが目立つ。
今年から豊島区マーケティングコミュニケーション専門監に就任した宮田麻子さんに、これからの情報発信とコミュニケーションの姿を伺った。(聞き手:小林俊史 本誌編集長)
「わたしらしく、暮らせるまち。」の始動
―身近な地域の魅力やそこに住む人の姿を伝える小さな媒体の発刊が目立っています。
宮田:中の人の視点というのでしょうか、大手メディアによる地域特集ではなく、実際にその街に住んでいる人、働いている人が発信する口コミのような情報が注目されています。そうした個人的な感覚を仲間と共有しながら「まちを楽しみたい」という動きのように思います。街を見直して「わたしらしく、暮らせるまち。」の魅力を再発見するというのは「としまscope」でも目指してきたところですので、そうした動きが見られるのはうれしいです。
―「としまscope」は今後どう展開するのでしょう。
宮田:3年前にWebサイトから始めて、昨年はタブロイド判の「としまscope PRESS」を3号発行しました。行政らしくない広報に参加してくださる区民の方も増えてきました。今後はよりニュートラルな立場で地域情報のプラットフォームになれればと考えています。
多様でディープな情報を発見するマイクロ地域メディアに期待
―地域情報のプラットフォームとは
宮田:豊島区は様々な地域の特色を持っています。視点が多ければ多いほど発見も多くなります。より細分化されたメディアの方が地域の細かな魅力を採り上げることができると実感しています。さまざまな地域情報の編集者とゆるやかにつながる地域メディアHubとして役立てないか、その具体策を考え中です。時には共同企画を行ったり、時にはイベントを行うなども面白いのではないでしょうか。
―小さな地域メディアがもっともっと増えるような豊島区は面白そうですね。
宮田:住む人、働く人、さらに企業や地域団体等が、多様でディープな情報を発信しあうことで、新たな動きができるような姿を想像すると楽しいですよね。